INTERVIEW No.12

大手監査法人と事業会社、両方の現場を知るIT専門家

IT専門家(公認情報システム監査人)・2023年入所

田中さん

大手監査法人でのIT監査経験に加え、事業会社の内部監査部門における統制評価にも従事。(2026年2月現在)

八重洲監査法人を選んだ理由を教えてください。

面接を通じて、考え方が合うと感じたことが決め手でした。

IT監査は継続的に品質を保ち続けることが重要な分野だと考えています。私はこれまで、個別の作業だけを切り出すのではなく、IT統制評価の全体の流れを意識しながら統制の有効性を判断する過程を大切にしてきました。八重洲監査法人の面接では、IT監査に対する考え方や実務上の判断について具体的な話を交わす機会があり、監査の進め方や品質に対する考え方に共通点があることを確認できました。この環境であれば、自身の専門性を生かし法人全体の監査の質につなげていけると考え、入所を決めました。

若手職員やIT監査に不慣れなメンバーと仕事をする際に心がけていることはありますか?

結論だけでなく、考え方を共有しながら進めることを心がけています。

IT監査は用語や前提の理解が不十分なまま進めると、判断にばらつきが出やすい分野です。そのため、結論だけを共有するのではなく、どの観点で確認しているのか、どこを見落としやすいのかといった点を整理して、会計士の方が理解できるような表現を選びながら伝えるようにしています。個人の感覚に任せるのではなく、共通の理解を持つことで、結果としてチーム全体の監査品質を安定させることにつながると考えています。

IT監査を行ううえで、特に意識していることは何ですか?

統制の設計だけで判断せず、統制の運用状況を丁寧に確認することの意識を大切にしています。

統制の設計や文書化の状況だけで判断せず、実際の統制が想定どおり運用されているかを確認するようにしています。IT統制は、業務環境の変化によって、運用が異なっていることが少なくありません。そのため、現場の実態を踏まえながら、監査として確認すべきポイントを整理したうえで対応しています。必要以上に踏み込むのではなく、監査として求められる範囲を見極めることも、IT専門家の重要な役割だと思っています。

八重洲監査法人ならではの、印象的な取り組みはありますか?

一つの法人のIT環境を俯瞰して考えられる取り組みに魅力を感じています。

八重洲監査法人には、法人運営に関わるメンバーとして参画できる委員会制度があります。私はその中の「監査システム委員会」に所属しており、法人全体のIT環境づくりに関われる点が、特に印象的であると感じています。

監査システム委員会では、情報の取り扱い方やアクセスの考え方など、業務の前提となる法人のIT環境を、どのように設計・運用していくかを検討しています。

一つの法人、あるいは一つの会社として、どのようなIT基盤が業務の効率性や情報セキュリティの確保につながるのかを、実際に業務を行う立場の視点を踏まえながら、全体を俯瞰して考えられる点に、この取り組みならではの特徴があります。

こうした立場で、運用面まで含めたIT環境づくりに関われること自体が、非常に貴重な経験だと感じており、中小規模法人である八重洲監査法人ならではの魅力だと思います。

ワーク・ライフ・バランスについてはどのように感じていますか?

仕事と生活のバランスを保ちながら、日々の業務に向き合えています。

繁忙期とそれ以外の時期とでは業務量に差はありますが、仕事の進め方自体が大きく変わるわけではありません。IT監査には一定の時間をかけて取り組む必要があることについて、チーム内で共通認識をより確かなものにしながら進めています。業務が立て込む場面でも、チーム内で状況を共有しながら、必要に応じてアサインや役割分担を調整し、監査品質を維持できるよう、計画的に業務を進めています。そのため、忙しい時期でも仕事が生活全体を覆ってしまう感覚はあまりありません。仕事の合間に時間を見つけて同僚と食事をしたり、休日には旅行や運動でリフレッシュしたりしながら、オンとオフのメリハリを保ちつつ、落ち着いて業務に向き合えています。

先輩からのメッセージ

IT監査は派手な仕事ではありませんが、監査の信頼性を支えるうえで欠かせない役割だと思っています。IT統制やシステムに対する理解は、監査を進めるうえで重要な要素の一つであり、その分野で専門性を発揮できる場面が多くあります。八重洲監査法人は、その専門性を発揮することで、監査品質に直接関われる手応えがあり、自身のレベルアップにつなげることができる場所です。また、ITの知見を軸にしながら長期的に専門性を生かし続けたい方にとって腰を据えて業務に取り組める環境だと感じています。