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企業会計基準第37号「期中財務諸表に関する会計基準」の公表の紹介

2025年10月、企業会計基準委員会(ASBJ)は新たに「企業会計基準第37号「期中財務諸表に関する会計基準」」を公表しました。

 

2022年に開催された金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループの報告において、上場企業に対する第1・第3四半期の四半期開示義務を廃止し、取引所規則に基づく四半期決算短信へ一本化する方針が示されました。これを受けて金融商品取引法が改正され、企業会計基準委員会は企業会計基準第33号「中間財務諸表に関する会計基準」などを公表しました。

意見募集の過程では、中間決算と四半期決算を同一の会計基準で実施するという方向性に対する反対意見は見られなかったため、この結果を踏まえ、企業会計基準第33号および企業会計基準第12号「四半期財務諸表に関する会計基準」などを統合し、新たな会計基準の策定が決定されました。

その成果として、「企業会計基準第37号「期中財務諸表に関する会計基準」」が公表されることとなりました。

 

詳細は、企業会計基準委員会の公式ウェブサイトでご確認いただけます。

 

企業会計基準第37号「期中財務諸表に関する会計基準」等の公表|企業会計基準委員会

企業会計基準第37号「期中財務諸表に関する会計基準」等の公表