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「会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会」報告書の公表について

金融庁より、2019年1月22日に「会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会」報告書が公表されました。

 


1.本報告書の概要

2016年3月に公表された「会計監査の在り方に関する懇談会」提言では、会計監査に関する情報の株主等への提供の充実について、会計監査の透明性を向上させるためには、企業側からの情報提供に加え、監査法人等が積極的にその運営状況や個別の会計監査等について情報提供していくべきであるとされました。

これを受け、「会計監査についての情報提供の充実に関する懇談会」では、通常とは異なる監査意見等(限定付適正意見、不適正意見、意見不表明)が表明された場合を中心に、会計監査に関する監査人からの説明・情報提供の充実について検討し、報告書として公表しました。本報告書は、具体的には、下記の2項目について会社法を含む関係法令や監査基準等を踏まえつつ、検討しています。

・通常とは異なる監査意見等(限定付適正意見、不適正意見、意見不表明)についての説明・情報提供

・監査人の交代に関する説明・情報提供     

 

なお、本稿は本報告書の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

金融庁

https://www.fsa.go.jp/news/30/singi/20190122.html