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改正「公益認定等ガイドライン」「公益法人会計基準等」の公表について
2024年12月、内閣府公益認定等委員会の公益法人の会計に関する研究会は、公益法人制度改革に伴う新たな会計基準の策定に向けた具体的な検討を実施し、「公益法人会計基準」および「公益法人会計基準の運用指針」を公表しました。当該改正は、公益法人制度改革に伴う見直しに加え、「わかりやすい財務情報の開示」のための見直しとなっております。
主な改正内容
・金融商品や固定資産に関する会計処理を明確化
・寄付によって受け入れた資産に関する情報開示の追加
・振替処理の廃止
・基本財産、特定資産の位置づけの整理等
・正味財産増減計算書から活動計算書への変更
・貸借対照表会計区分内訳の作成方法などを見直し。
適用時期
当該改正は、2025年4月1日以降に開始する事業年度から適用となっています。 ただし、2028年3月31日までに開始する事業年度までは従前の会計基準の適用も可能です。
今回の公益法人会計基準の見直しは、法令改正に伴う必要な措置に留まらず、公益法人会計全体の前提となる仕組みの見直しを含むものであり、公益法人の会計実務に多大な影響を及ぼす見直しとなっております。
なお、詳細については下記をご参照ください。
公益法人information
https://www.koeki-info.go.jp/regulation/shosaizyoho.html#section_shosai