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(Japanese only) 「企業会計基準等における「廃止」についての考え方」の公表について

(Japanese only)

企業会計基準委員会(ASBJ)より、2022年1月21日に「企業会計基準等における「廃止」についての考え方」が公表されました。

 

1.本文書の概要

本文書は、企業会計基準等の「廃止」の意味を明確化することを目的として、公表された企業会計基準、企業会計基準適用指針及び実務対応報告(「企業会計基準等」)における「廃止」についての考え方と、今後の対応を示すものです。

 

〈企業会計基準等における「廃止」についての考え方〉

企業会計基準等では、主に適用時期等の記載箇所に「廃止」の文言を記載することがあり、これは新たな企業会計基準等の適用により、従来の企業会計基準等を適用しないという、企業会計基準等の適用関係を明らかにすることを意図しています。

 

〈今後の対応〉

新たな企業会計基準等において、他の企業会計基準等を「廃止」する旨の記載については、企業会計基準等の適用関係を明らかにすることを意図したものであり、①今後新たに開発又は改正する企業会計基準等においては、「廃止」という用語を用いないこととし、適用関係を明確に記載すること、②また、財務会計基準機構のホームページの掲載について、「適用が終了した会計基準等」として、これまで「廃止」に伴い削除していた企業会計基準等も含めて、掲載することになります。

 

なお、本稿は本文書の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

企業会計基準委員会(ASBJ)

https://www.asb.or.jp/jp/wp-content/uploads/adjustment-202201_02.pdf