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(Japanese only) 「品質管理レビューにおける重点的実施項目」の一般公表について

(Japanese only)

日本公認会計士協会より、2022年8月8日に「品質管理レビューにおける重点的実施項目」の一般公表への変更が公表されました。

 

1.本公表の概要

品質管理レビュー制度は、日本公認会計士協会が自主規制の取組の一環として、監査業務の適切な質的水準の維持・向上を図り、監査に対する社会的信頼を確保することを目的として実施するものです。具体的には、同協会の品質管理委員会は、会則に基づき、品質管理レビュー基準・手続等に準拠して品質管理レビューを実施することにより、監査法人又は公認会計士の品質管理のシステムの整備及び運用の状況を確認するとともに、必要に応じて改善を勧告し、適切な措置を決定しています。

また品質管理レビュー重点的実施項目は、監査事務所における品質管理のシステムの構成要素のうち、特定の部分及び特定の監査手続等を示し、品質管理レビューの往査時において必ず確認し、必要に応じて指導するものです。

今回、同協会では資本市場関係者、とりわけ監査人との連携に当たっての監査役等の品質管理レビュー制度に対する理解を深めることを目的として、「品質管理レビューにおける重点的実施項目」を一般公表に変更しました。

 

なお、本稿は本公表の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

日本公認会計士協会

https://jicpa.or.jp/specialized_field/20220808dae.html